主語+行為動詞+目的語の文型をもっと理解しよう(第2パターン)

主語+行為動詞+目的語の文型について、English 2200 with Writing Applications: A Programmed Course in Grammar and Usageに以下のような表示がありました。

「Subject(主語) — Action Verb(行為動詞)→ Direct Object(直接目的語)」

主語と行為動詞は「–」横棒でつないでいるだけですが、行為動詞と直接目的語は「→」でつなげてあります。このブログ・エントリーのタイトルでは「主語+行為動詞+目的語」と、それぞれを「+」でむすびつけていますが、「+」におおきな意味はなく、ただ、順番をあらわしているだけです。「–」も同様に主語につづいて行為同士がくるという順番をあらわしています。その一方、「→」が示されているのは関係の強さと方向をあらわしています。行為動詞と直接目的語のきってもきれない関係の強さがうまくあらわされています。

では、「主語+行為動詞+直接目的語」の文例をみていきましょう。

(例)The speaker showed a movie of his travels.

「講演者は自身の旅行の動画をみせた」

注意しなくてはいけないのは、行為(行動)は主語から始まり直接目的語でおわるということです。行為動詞にとって、直接目的語はその行為のゴールとなっています。では、直接目的語はどれでしょう。冠詞とか形容句をかんがえずに、単語をひとつだけえらんでみましょう。

べつの例をみてみましょう(訳文はあえてのせていません)。

(A) Mr. Price returned recently.
(B) Mr. Price returned the money.

ここで、気をつけなければならないのは、行為動詞につづいているからといって、すぐにその単語を直接目的語とかんがえてはいけないということです。直接目的語となるためには、その単語は動詞の行為を受けるか、動詞の行為の結果をしめすかの、どちらかの意味でゴールとならなければいけません。上の(A)と(B)のうちの1つだけが、直接目的語をふくんでいます。”recently”と”money”のどちらが行為動詞”return”の**行為のゴールとなったでしょうか。