医療通訳技能検定1次、今からでもできる2つの試験対策

いよいよ、明日にせまった医療通訳技能検定の1次試験。今からできる試験対策なんてないかと思うからもしれません。でも、2つのことを心がけるだけで、必要だったあと数点を手にすることができるかもしれません。では、その2つをみてみましょう。

かならず解答は書こう

試験をうけていて、答えに確信をもてないときがあるかとおもいます。そういったときでも、かならず答えは書くようにしましょう。検定試験の場合は、まちがった答えはバツになるだけです。ペナルティでマイナス点になったりはしません。答えを書かなくて空白のまま出しても零点、答えがまちがっていても零点なのです。確証が持てなくても、答えをかけば、正解である可能性がうまれるのです。その可能性をムダにしないようにしましょう。

さらに、答えを書けば、部分点がとれる可能性もあります。その可能性を見すごすべきではないでしょう。空欄をのこして試験をおえることだけはしないようにしましょう。みなさんは、検定試験をうけるまでに、相当の勉強をしてきたはずです。確証をもてなかったとしても、頭に浮かんできた答えが正解である可能性は低くないはずです。ぜひ書きましょう。

ぬけ、もれがないようにフラグをたてておこう

フラッグではなく、フラグとして、最近は日本語に定着した「flag」ですが、「フラグをたてる」とは、わからなかったところには、後でわかるようにしっかりとチェックをいれて「旗」のように気づきやすくしておくことです。

とくに和訳、英訳のときに有効です。たとえば、英訳をする問題のなかに、症状が列挙されていたとします。「頭痛」「発熱」「嘔吐」といったかんじです。いざ英訳をするにあたって「頭痛」と「発熱」はわかったけど、「嘔吐」が出てこなかったとします。そういった場合には、「頭痛」、「発熱」につづいて、「嘔吐」にあたる部分に、四角か、丸でも書いてスペースをつくっておくのです。そして、原文の「嘔吐」にも丸をつけたりしておきましょう。なぜかというと、ほかの問題を解きおえてから、もどって確認をするときに、どこを見直すべきか、かならずわかるようにしておくのです。

なお、こういったときに、最後までどうしても、確証をもってこれが「嘔吐」だという単語がでてこなかったとしても、かならず何かは書きましょう。ここまで、たくさん勉強したのですから、何かことばはでてくるはずです。自分を信じましょう。それに、部分点がもらえる可能性がでてくるのですから。