日本人にとって、名詞が可算か不可算なのかということを肌感覚で理解するというのは、むつかしいですよね。いくらやっても、正直なところしっくりこないところがあります。英語を書く時にピタッと筆が止まってしまって、これって不定冠詞”a”付けた方がいいんだっけって悩むことはよくあって、ネットで調べたりします。これは恥ずかしいですが、今までに何度もやっています。
そこで、病名なんですけど、可算名詞か不可算名詞かどちらなんでしょうか。
例えば、「私は花粉症です」っていうのはどういうんでしょうか。
“I have hay fever.”
“I have a hay fever.”
どちらの方がより適切なんですかね。
(ググると両方出てきます。)
まずは、可算名詞と不可算名詞の確認してみましょう。ここでは、基本的に名詞は可算なんだと仮定して、どういった名詞が不可算なのかを確認します。ほとんど何でも数えちゃう日本人ですからね。まずはケンブリッジ大学出版局のこちらのサイトが挙げる不可算名詞は以下の通りです。
(1)考え・経験
例: advice, information, progress, news, luck, fun, work
(2)原材料・物質
water, rice, cement, gold, milk
(3)気象用語
weather, thunder, lightning, rain, snow
(4)集合名詞(複数のものによって構成されているもの)
urniture, equipment, rubbish, luggage
(5)その他
accommodation, baggage, homework, knowledge, money, permission, research, traffic, travel
次回は、BBCの”Learning English”を参考にして、可算名詞と不可算名詞を見てみましょう