医療英語・医療通訳を勉強している方をみていると、英語を一度見なおしたら、もっとのびるのに、と残念に思うことがすくなくありません。とくに医療通訳をまなんでいる方のあいだには、文法や熟語など、英語の基礎的な部分について不安をもったまま医療通訳の学習に取りくんでいるので、いくらまなんでも、じぶんの英語力についての自信につながらず、あいまいないい方をしたり、不安げなようすをみせてしまう方がいます。
医療英語の森へでは、医療通訳のネットワークをひろげていくために、これまで医療英語・医療通訳の知識・学習法などにフォーカスしてきました。しかし、医療英語・医療通訳をまなんでいる方の現状をみると、ややスコープをひろげていくことが、医療通訳のネットワークの底上げにつながるとかんがえました。
そこで、医療英語の森へでは、基礎的な英語についても、ふれていこうとおもいます。学習方法については、僕の個人的な体験をいかしていきます。英語の基礎的な部分についてEnglish 2200 with Writing Applications: A Programmed Course in Grammar and Usageという本に、僕自身は大学時代とてもお世話になりました。この本は、文型のとらえ方など、日本の文法書とはかなりアプローチがちがいます。その分、ネイティブの思考法など、とても参考になるところがあります。この本を参考にしつつ、これからは基礎英語についてもおりにふれて話題にしていきます。