脳神経系についての基本の基本(中枢神経) — 医療通訳資格試験にむけて

ホメオスタシスについては、なんども当ブログではふれていますが、脳神経系(the nervous system)は内分泌系とともに、ホメオスタシスをつかさどる司令塔の役割をになっています。

脳神経系は、中枢神経系と末梢神経系におおきくわけられます。そのうち、中枢神経系は、脳と脊髄でなりたっていますが、Bozeman Scienceの動画がとてもわかりやすいので、ご紹介します。

「医療英語の森へ」では、体内のしくみやはたらきをまなぶにあたって、「流れ」を意識することをすすめています。ただ、脳はとても複雑なはたらきをしています。流れを意識する前に、まずは「大脳」「間脳」「脳幹」「小脳」におおきくわけて、位置(構造・仕組み)とはたらきを理解することからはじめてみましょう。

中枢神経系 ちゅうすうしんけいけい central nervous system/CNS
のう brain
大脳 だいのう cerebrum
脳梁 のうりょう corpus callosum
大脳皮質 だいのうひしつ cerebral cortex
前頭葉 ぜんとうよう frontal lobe
頭頂葉 とうちょうよう parietal lobe
後頭葉 こうとうよう occipital lobe
側頭葉 そくとうよう temporal lobe
間脳 かんのう diencephalon
視床 ししょう thalamus
視床下部 ししょうかぶ hypothalamus
下垂体 かすいたい pituitary gland/hypophysis
小脳 しょうのう cerebellum
脳幹 のうかん brainstem/brain stem
中脳 ちゅうのう midbrain
きょう pons
延髄 えんずい medulla oblongata
脊髄 せきずい spinal cord

【参考資料】