“The subject and the verb are the most important words in any sentence because they carry most of the meaning.”
From English 2200 with Writing Applications: A Programmed Course in Grammar and Usage
主語と動詞が重要
とてもベーシックなところからいきますね。上にあげた文章はこのようなことをいっています。
「主語と動詞はどのような文章においても最重要なことばである。なぜならば、この2つが(文章の)意味の大部分をつたえる(役割を担っている)からだ」
その理由は次のとおりです。
- 主語は、その文がつたえようとしている意味の「主人公」がだれ、またはなんなのかをあらわします。
- 動詞は、その主人公が「なにをしているのか」あるいは「なんなのか」をあらわします。
文章をよむときにこの2種類のことば(主語と動詞)に注意しましょう。
シンプルな地図のように英文のキモを理解する
地図を書かせると、いろいろなものをこまごまと書きこむけれども、できたものはなんだかさっぱり要領をえないというひとがいると思います。わかりやすい地図はシンプルで、いくつめの交差点で、どの方向にまがるかということがはっきりとかかれているだけというものがおおいですよね。
長文をみると、形容詞・形容詞句、副詞・副詞句、接続詞などなど、いろいろなことばで、ごちゃごちゃとこみいってます。こういった長文をよみとくのにたいせつなのは、文章をシンプルでわかりやすい地図に一瞬にして自分で書きかえ、キモ(重要なポイント)をおさえることでしょう。
そういった書きかえ作業をする上で重要なアプローチは、どのことばが主語で、どの言葉が動詞なのかをおさえることです。文章をよむときはこの2つを意識しましょう。ちなみに主語は名詞であるとまずはおぼえましょう(名詞節というのもあるのですが、とりあえずそれはあとにまわしましょう)。
練習問題
次の各文の主語と動詞をえらびましょう。ここでは各文にはそれぞれ1語ずつふくまれています(答えは次回に)。
A: The old dog wagged its shaggy tail.
B: Two small boys rang our doorbell.
C: A handsome blue car stopped in front of our house.
D: Players from both teams scrambled over the field.
E: A huge, spreading maple stands in front of the church.
F: A large white cat with yellow patches emerged from the bushes.
G: An expensive silver pin disappeared from the counter.
H: The pond across the road seldom freezes before December.
I: My only key to the house fell through a crack in the steps.