医療通訳技能検定一次試験の問題構成に大きな変化、検定ウェブサイトをチェックしよう

一般社団法人日本医療通訳協会は、10月20日に2019年秋期医療通訳技能検定試験を実施します。今回は、導入が目前にせまっているという認定医療通訳士制度にむけて、第3者認定機関である国際臨床医学会が求める形に試験の内容が大きく変わっているようなので、受検予定の方は気をつけた方がよさそうです。

試験の内容は、同協会のウェブサイトで公開されています。受検予定の方はかならずチェックすべきでしょう。認定医療通訳士制度に向けて、変わった点についてはサンプル問題も掲載していますので目をとおしておきましょう。

大きく変わった点については、「『通訳理論と技術』『倫理とコミュニケーション』『職業倫理、行動規範』の出題増」と明記されています。ここに「通訳理論と技術」がふくまれているので、言語能力を問う形の問題が増えたのかとかんがえるかたがいるかもしれませんが、残念ながらそうではないようです。あくまで、「通訳」の「理論」と「技術」にかかわる知識や通訳一般ついての知識をたずねる問題が増えているようです。

むしろ、言語能力(たとえば、英語や、中国語への翻訳力)といったものを問う問題は減ってしまうことになるようです。医療通訳技能検定では、和文ターゲット言語訳・ターゲット言語和訳の2本立てで言語能力を長年試験してきた伝統がありました。しかし「前回と異なり、英文和訳および和文中訳問題は出題されません」とはっきりと同協会のウェブページには書かれています。「英語問題は「急性気管支炎」に関する和文英訳、中国語問題は時事的な話題に関する中文和訳問題が出題されます」と1つだけになるそうで、言語能力についての点数配分もこの変更にともない、半減することになるようです。

「医療知識」と「言語能力」の2分野にウェートをおいておこなわれてきた医療通訳技能検定試験でしたが、こういった変更によって「日本の医療制度」「通訳理論と技術」「倫理とコミュニケーション」「職業倫理、行動規範」といった質問が大きなウェートを占めることになるようです。「日本の医療制度」「通訳理論と技術」「倫理とコミュニケーション」「職業倫理、行動規範」を合わせると、「医療知識」と「言語能力」の合わせたものとほぼ同じ程度のウェートに点数配分・問題数ともになるのではないかという予想もあります。

点数配分・問題数についてのこの予想があたっているかはわかりませんが、認定医療通訳士制度にむけて、医療通訳技能検定試験は今までとは大きく異なるものに変わろうとしていることは確かなようです。

5月30日、東京・飯田橋で医療通訳ワークショップで話します

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このブログも最近は更新をすることができないでいます。そのため、直前になってしまいましたが、今月30日、東京・飯田橋の東京ボランティア・市民活動センターで、医療通訳についてお話する機会を得ることになりましたので、お知らせいたします。

お話をするのは、Our Foreign Neighbors We Careという市民団体の方たちが開いている医療通訳のワークショップとなっています。「職業としての医療通訳に求められること」というやや私にしては仰々しいお題になります。

医療通訳の育成に取り組んできた私が、医療通訳ってなんだろうと考えつづけてきて、今の時点でたどり着いた考えを共有したいと考えています。ですので、「職業としての医療通訳に求められること」といいつつも、その活動の場である医療機関が「求めていること」をお話するわけではありません。また、私の専門である英語での話となるので、医療通訳全般がテーマになるというのともややちがいます。

最近は、医療通訳としての活動の場を海外に求められる方も増えています。医療通訳の資格試験を海外から受験するという動きも広がりつつあるようにみえます。

このことは、英語で医療通訳をするという観点からみると、とても大切なことです。単に、アメリカ英語、イギリス英語のちがいといった枠を超えて、今の英語は国際共通語としての役割を担いつつあるがゆえにかかえている今日的なテーマがあります。そういった英語がかかえる今日的なテーマは、日本国内で医療通訳をするとなれば、看過することはできないとかんがえています。

今回のワークショップは、「国内」で「英語」で「医療通訳」をするということを中心に据えて、進めていく予定です。直前ではありますが、お時間がありましたら、是非ご参加ください。

参加のお申込み:
Our Foreign Neighbors We Care
contact@wecare-ofn.org

医療通訳認証制度がいよいよスタート!? 2月1日MIAJセミナーが熱い

読んでいただいている方たちに新年のあいさつもせぬまま、もう1月が終わろうとしています。少しずつではありますが、このブログは継続していこうとは思っていますので、よろしくお願いします。

さて今回は、今週金曜日(2月1日)に開催される一般社団法人日本医療通訳協会の第14回セミナーについて紹介したいと思います。私自身が当日のオペレーションについて手伝いを頼まれたので、手前みそ、告知の形になってしまいますが、これからの医療通訳のあり方に興味をもっている方には必見のものとなりそうです(ちなみに発案・企画など、全体の運営については関与していません)。

今回のセミナーのタイトルは「新しい医療通訳認証制度の概要」だと、同協会のウェブサイトで告知されています。そして、2部構成の同セミナ―の第2部では、国際臨床医学会で認証委員会委員長を務める中田研大阪大学医学部教授が「医療通訳者新認証制度」という演題で講演をします。

ご存知の方もおおいとはおもいますが、国際臨床医学会は医療通訳の民間試験に対してお墨付きをあたえる第三者機関認証制度の導入を進めている団体です。計画では、同学会は2019年度(つまり今年の4月以降)に認証制度を導入することになっています。

平成が終わる上半期に新制度を導入することは考えづらいので、あるとしたら、下半期ではあると思いますが、まだ導入時期を含め、詳細については公式に発表されていません。中田教授は、同団体で認証委員会委員長と、まさに認証制度導入の中心人物です。今回の講演では、新制度について、導入時期を含めてかなり具体的な詳細が聞けそうです。また、講演後の質疑応答で、さらに踏みこんだくわしい内容を聞き出すこともできそうです。

中田教授の講演後には、全国医療通訳者協会(NAMI)の森田直美代表理事・岩本弥生理事も加わり、パネル・ディスカッションが行われる予定です。学会側でなく、医療通訳側からの話も聞けるなど、こちらも興味深い内容となりそうです。

つい先日(今月下旬)には、日本医師会が主催した医療通訳関連団体との会合があったそうです。今まで、医療通訳の導入には及び腰だった日本医師会が医療通訳側と会ったというのは、注目すべきことです。パネル・ディスカッションのパネラーには、同会合に参加した方もあったとの話です(伝聞情報なので確実ではありません)。パネラー側からこの話が出るかどうかはわかりませんが、質疑応答で日本医師会側の意図やパネラーの感触を聞き出すこともできそうです。

医療通訳を含む外国人患者対応関連の厚生労働省の2019年度予算は、前年比で10倍近くに跳ね上がっています。その中で、医療通訳の活動の場がどのように確保されていていくのでしょうか。今回のセミナーは、医療通訳の資格制度だけでなく、医療通訳という仕事の先行きも含めて、興味深い内容のものとなりそうです。

生殖器系 — テキスト『医療通訳』の単語集を自分のものに(第14回)

テキスト『医療通訳』の『人体器官図』の11、12、13ページ目で取りあげられている生殖器系の各器官・部位について今回は単語集を「自分のもの」にしていきます。

これまでの13回を含めて、ほぼ半年に渡ってつづけてきた「自分のもの」にする作業は、「人体器官図」については今回で一通りおわりました。

あらためて、この「自分のもの」にする作業について、どのような理由で、そしてどのようなやり方で進めることにしたのかを知りたい方は、ぜひ「テキスト『医療通訳』の単語集を自分のものに」シリーズの第1回をお読みください。

オリジナルの単語集を確認

いつものように、まずはテキスト『医療通訳』の『単語集』にのっているままに日本語・英語を並べてみます。

日本語 英語
尿管 ureter
膀胱 urinary bladder
精嚢 seminal vesicle
精管 vas deferens / seminal duct
射精管 ejaculatory duct
前立腺 prostate
陰茎 penis
尿道 urethra
海綿体 cavernous body
直腸 rectum
肛門 anus
精巣上体(副睾丸) epididymis
亀頭 glans / glans penis
陰嚢 scrotum
精巣(睾丸) testis / testicle
尿管 ureter
卵管 fallopian tube
卵巣 ovary
子宮 uterus
子宮頸部 uterine cervix
膀胱 urinary bladder
vagina
恥骨結合 pubic symphysis
直腸 rectum
尿道 urethra
小陰唇 labia minora / inner vaginal lips
大陰唇 labia majora / outer vaginal lips
肛門 anus
子宮口 uterine os
子宮頸管 cervical canal
皮膚 skin
皮下脂肪 subcutaneous fat
乳輪 areola
乳首(乳頭) nipple
乳管 lactiferous duct / milk duct
脂肪組織 adipose tissue / fat tissue
大胸筋 pectoralis major
肋骨 rib
乳腺 mammary gland
胸壁 chest wall
子宮底 uterine fundus
臍帯(へその緒) umbilical cord / navel string
胎児 fetus
子宮頸部 uterine cervix
直腸 rectum
肛門 anus
胎盤 placenta
羊膜 amnion
子宮壁 uterine wall
羊水 amniotic fluid
膀胱 urinary bladder
恥骨結合 pubic symphysis
vagina

日本語・一般むけ・専門用語

それでは、「自分のもの」にしていきましょう。全部で6列で構成されているので横はばがありすぎて、おさまりませんので、3列ずつのせていきます。まず最初は「日本語」「一般向け英単語(いわゆるlay term)」「専門用語」です。

「人体器官図」の図には、重要度の高い部位名が太字で表記されています。こういった太字表記されている部位を優先的にまずはおぼえていくようにしましょう。

日本語 English(lay term) English (medicine)
尿管[にょうかん] ureter
膀胱[ぼうこう] bladder, urinary bladder
精嚢[せいのう] seminal vesicle
精管[せいかん] vas deferens, ductus deferens
射精管[しゃせいかん] ejaculatory duct
前立腺[ぜんりつせん] prostate, prostate gland
陰茎[いんけい] penis
尿道[にょうどう] urethra
海綿体[かいめんたい]、陰茎海綿体[いんけいかいめんたい] cavernous body, cavernous body of the penis, corpus cavernosum penis
直腸[ちょくちょう] rectum
肛門[こうもん] anus
精巣上体[せいそうじょうたい]、副睾丸[ふくこうがん] epididymis
亀頭[きとう] glans, glans penis
陰嚢[いんのう] scrotum
精巣[せいそう]、睾丸[こうがん] testis, testicle
卵管[らんかん]、ラッパ管[らっぱかん]、輸卵管[ゆらんかん] fallopian tube, Fallopian tube, oviduct, uterine tube, salpinx
卵巣[らんそう] ovary
子宮[しきゅう] womb uterus
子宮頸部[しきゅうけいぶ]、子宮頸[しきゅうけい] cervix, uterine cervix, cervix uteri
膣[ちつ] vagina
恥骨結合[ちこつけつごう] pubic symphysis
小陰唇[しょういんしん] inner lips, inner vaginal lips labia minora
大陰唇[だいいんしん] outer lips, outer vaginal lips labia majora
子宮口[しきゅうこう] os of the uterus, uterine os, orifice of the uterus, uterine orifice
子宮頸管[しきゅうけいかん] cervical canal
皮膚[ひふ] skin
皮下脂肪[ひかしぼう] subcutaneous fat
乳輪[にゅうりん] areola
乳頭[にゅうとう]、乳首[ちくび] nipple
乳管[にゅうかん] lactiferous duct, milk duct, mammary duct
脂肪[しぼう]、脂肪組織[しぼうそしき] fat, body fat, fat tissue adipose tissue
大胸筋[だいきょうきん] chest muscle, pecs, pectorals pectoralis major (muscle)
肋骨[ろっこつ] rib
乳腺[にゅうせん] mammary gland
胸壁[きょうへき] chest wall thoracic wall
子宮底[しきゅうてい] uterine fundus, fundus of the uterus, fundus uteri
臍帯[さいたい]、へその緒[お] navel string, birth cord umbilical cord
胎児[たいじ] fetus
胎盤[たいばん] placenta
羊膜[ようまく] amnion
子宮壁[しきゅうへき] uterine wall
羊水[ようすい] water, waters amniotic fluid

例文・語の構成要素・おぼえがき

Example 語の構成要素 Note
The renal pelvis narrows to become the ureter of each kidney. As it passes through the ureter, urine does not passively drain into the bladder but rather is propelled by waves of peristalsis. ur(i/o)-, urin(o)-, -uria: ラ「尿」「尿道」「排尿」「尿素」. ureter(o)-: ギ「尿管(ureter)」. peristalsis: 蠕動運動[ぜんどううんどう].
The bladder lies anterior to the uterus in females, posterior to the pubic bone and anterior to the rectum. ur(i/o)-, urin(o)-, -uria: ラ「尿」「尿道」「排尿」「尿素」. anterior:(体の)前側に. posterior:(体の)後ろ側に. pubic bone: 恥骨. rectum: 直腸.
The seminal vesicles and prostate gland add fluids to the sperm to create semen. vesic(o)-: ラ「膀胱(bladder)」「水疱(blister)」. sperm: 精子. semen: 精液、seminal fluidともいう.
During ejaculation, sperm exit the tail of the epididymis and are pushed by smooth muscle contraction to the ductus deferens (also called the vas deferens). vas(i/o)-: ラ「脈管」. duct(o)-: ラ「導く」「管」. ejaculation: 射精.
The fluid, now containing both sperm and seminal vesicle secretions, next moves into the associated ejaculatory duct, a short structure formed from the ampulla of the ductus deferens and the duct of the seminal vesicle. duct(o)-: ラ「導く」「管」. ampulla: 膨大部[ぼうだいぶ].
The centrally located prostate gland sits anterior to the rectum at the base of the bladder surrounding the prostatic urethra (the portion of the urethra that runs within the prostate). prostat(o)-: ギ「前立腺」. pro-: ギ「前(へ)」「前…」. prostatic urethra: 尿道前立腺部[にょうどうぜんりつせんぶ].
The penis is the male organ of copulation (sexual intercourse). copulation, sexual intercourse: 性交、性行為. たくさんの俗語がある.
The urethra is the only urologic organ that shows any significant anatomic difference between males and females; all other urine transport structures are identical. ur(i/o)-, urin(o)-, -uria: ラ「尿」「尿道」「排尿」「尿素」. urethr(o)-: ギ「尿道(urethra)」.
The shaft is composed of three column-like chambers of erectile tissue that span the length of the shaft. Each of the two larger lateral chambers is called a corpus cavernosum (plural = corpora cavernosa). shaft: shaft of the penis、陰茎幹[いんけいかん]. erectile:(形容詞)勃起性[ぼっきせい]の. corpus cavernosum of clitoris: 陰核海綿体[いんかくかいめんたい].
Food residue leaving the sigmoid colon enters the rectum in the pelvis, near the third sacral vertebra. rect(o)-: ラ「直腸(rectum)」. sigmoid colon: S状結腸[せいじょうけっちょう]. sacral vertebra: 仙椎[せんつい].
Both the mouth and anus are open to the external environment; thus, food and wastes within the alimentary canal are technically considered to be outside the body. an(o)-: ラ「肛門」. alimentary canal: 消化管(digestive tract, gastrointestinal tract, GI tractとも). 肛門については俗語がおおいが、使用はひかえる.
During ejaculation, sperm exit the epididymis through the ductus deferens, a duct in the spermatic cord that leaves the scrotum. ep(i)-: ギ「上」「追加」. epididymides: epididymisの複数形. spermatic cord: 精索[せいさく].
The end of the penis, called the glans penis, has a high concentration of nerve endings, resulting in very sensitive skin that influences the likelihood of ejaculation.
In boys, the growth of the testes is typically the first physical sign of the beginning of puberty, which is followed by growth and pigmentation of the scrotum and growth of the penis. puberty: 思春期.
The testes (singular = testis) are the male gonads—that is, the male reproductive organs. testicle のラテン語、testis は医学の世界では testicle 以上に使われることがあるが、対応する卵巣 ovary についてはラテン語の ovarium が使われることはまずない. gonad: 性腺[せいせん]、生殖腺[せいしょくせん]. たくさんの俗語がある.
The uterine tubes (also called fallopian tubes or oviducts) serve as the conduit of the oocyte from the ovary to the uterus. salping(o)-: ギ「卵管(Fallopian tube)」「耳管(Eustachian tube)」「salpinx(卵管・耳管)の」. uter(o)-: ラ「子宮(uterus/womb)」. oocyte: 卵母細胞. conduit: 導管、パイプ.
Upon ovulation, the oocyte released by the ovary is swept into—and along—the uterine tube. ovar-, ovari(o)-: ラ「卵巣」「卵巣と…の」. ov(o/i)-: ラ「卵(eggs, the ovum). ovulation: 排卵[はいらん]. cf. fertilization: 受精[じゅせい]. implantation: 着床[ちゃくしょう].
The uterus is the muscular organ that nourishes and supports the growing embryo. uter(o)-: ラ「子宮(uterus/womb)」. embryo: 胎芽[はいが]、胚子[はいし]; 胎児[たいじ](8週目まで).
The cervix is the narrow inferior portion of the uterus that projects into the vagina. uter(o)-: ラ「子宮(uterus/womb)」. cervic(i/o)-: ラ「首」「頸部」.
The vagina is a muscular canal (approximately 10 cm long) that serves as the entrance to the reproductive tract. vagin(i/o)-: ラ「膣(vagina)」. reproductive tract: GI tract(消化管)、biliary tract(胆道)、 respiratory tract(気道)といった形で一つの機能的なまとまりを指すことにtractは使われるが、reproductive tractついてはとくに対応する日本語はみられない. cf. vulva: 外陰部.
The pubis curves medially, where it joins to the pubis of the opposite hip bone at a specialized joint called the pubic symphysis. sy, syl-, sym-, syn-, sys-: ギ「共に」「同時に」「類似」. pubis: 恥骨.
The external urethral orifice is embedded in the anterior vaginal wall inferior to the clitoris, superior to the vaginal opening (introitus), and medial to the labia minora. labi(o)-: ラ「唇」. いずれも複数形. external urethral orifice: 外尿道口[がいにょうどうこう]. introitus, viginal opening: 膣口[ちつこう].
The labia majora (labia = “lips”; majora = “larger”) are folds of hair-covered skin that begin just posterior to the mons pubis. labi(o)-: ラ「唇」. mons pubis: 恥丘[ちきゅう].
Placenta previa can result if an embryo implants close to the internal os of the uterus (the internal opening of the cervix). uter(o)-: ラ「子宮(uterus/womb)」. placenta previa: 前置胎盤[ぜんちたいばん].
During pregnancy, a plug of mucus accumulates in the cervical canal, blocking the entrance to the uterus. cervic(i/o)-: ラ「首」「頸部」. plug: 栓[せん]、詰め物[つめもの].
The skin functions as an endocrine organ in the production of the inactive form of vitamin D3 , cholecalciferol. cholecalciferol: コレカルシフェロール.
Newborns have little subcutaneous fat for insulation. sub-: ラ「下」「下位」「以南」「副」「亜」「やや」「半」. cutane(o)-: ラ「皮膚」. newborn: 新生児[しんせいじ]. insulation: 断熱[だんねつ].
The small bumps of the areola (the darkened skin around the nipple) are called Montgomery glands. T Montgomery gland: モンゴメリー腺[もんごめりーせん]、乳輪腺[にゅうりんせん].
Lactation is the process by which milk is synthesized and secreted from the mammary glands of the postpartum female breast in response to an infant sucking at the nipple. papill(-): ラ「乳頭(状突起)」「乳頭(状)の」「乳頭腫(性)の」. lactation: 乳汁分泌[にゅうじゅうぶんぴつ]. postpartum: 分娩後[ぶんべんご]、産後[さんご].
Suckling stimulates the contraction of myoepithelial cells that squeeze milk into lactiferous ducts. lact(i/o)-: ラ「乳」「乳酸」「乳糖」. myoepithelial cell: 筋上皮細胞[きんじょうひさいぼう].
Adipose tissue produces and secretes several hormones involved in lipid metabolism and storage. lip(o)-: ギ「脂肪」. adip(o)-: ラ「脂肪」「脂肪組織」「アジピン酸」.
The pectoralis major is thick and fan-shaped, covering much of the superior portion of the anterior thorax. 胸筋(chest muscle)は、複数形で小胸筋(pectoralis minor)などを正確には含むが、一般的には大胸筋として扱われることがある. pecs, pectoralsも大胸筋というよりも、胸筋と同義といえよう.
The thoracic cage (rib cage) consists of the 12 pairs of ribs with their costal cartilages and the sternum.
Prolactin stimulates enlargement of the mammary glands in preparation for milk production. mamm(o)-: ラ「胸」「乳房」. prolactin: プロラクチン.
The recoil of the thoracic wall during expiration causes compression of the lungs. thorac(i/o)-, thoracico-: ギ→ラ「胸(chest)」. expiration: 呼気[こき]. cf. inspiration: 吸気[きゅうき].
The blastocyst typically implants in the fundus of the uterus or on the posterior wall. uter(o)-: ラ「子宮(uterus/womb)」. blastocyst: 胚盤胞[はいばんほう]. implant:(動詞)着床する.
The umbilical cord is surrounded by the amnion, and the spaces within the cord around the blood vessels are filled with Wharton’s jelly, a mucous connective tissue. umbil(i)-: ラ「へそ(the navel, the umbilicus)」. Wharton’s jelly: ワルトン膠様質[わるとんこうようしつ]. mucous connective tissue: 膠様組織[こうようそしき]、粘液様組織[ねんえきようそしき].
A developing human is called a fetus from the ninth week of gestation until birth. embryo: 胎芽[はいが]、胚子[はいし]; 胎児[たいじ](8週目まで). gestation: 妊娠 pregnancy.
During prenatal development, the fetal circulatory system is integrated with the placenta via the umbilical cord so that the fetus receives both oxygen and nutrients from the placenta. prenatal:(形容詞)出生前[しゅっせいまえ]の、胎児期[たいじき]の. cf. intranatal:(形容詞)出生時[しゅっせいじ]の、分娩時[ぶんべんじ]の. neonatal: (形容詞)(生後 28 日以内の)新生児[しんせいじ]の. postnatal: (形容詞)(出)生後[せいご]の; 出生直後[しゅっせいちょくご]の産児[さんじ]の. postpartum: 分娩後[ぶんべんご]、産後[さんご].
The amnion fills with amniotic fluid and eventually grows to surround the embryo. amnio-: ギ「羊膜」. amniotic sac: 羊膜嚢[ようまくのう]; 羊膜が袋状になって胎児を包んでいるものをいうが、日本語では羊膜とのちがいを厳密にはつけないこともある; bag of waters や membranes ともいう.
At the end of the first week, the blastocyst comes in contact with the uterine wall and adheres to it, embedding itself in the uterine lining via the trophoblast cells. Thus begins the process of implantation, which signals the end of the pre-embryonic stage of development umbil(i)-: ラ「へそ(the navel, the umbilicus)」. trophoblast: 栄養膜[えいようまく]. 前胚[ぜんはい] (の), 前[ぜん] (期[き])胚子[はいし] (の) 《受精後 3 日間の受精卵》.
Although meconium is a sterile substance, it interferes with the antibiotic properties of the amniotic fluid and makes the newborn and mother more vulnerable to bacterial infections at birth and during the perinatal period. amnio-: ギ「羊膜」. meconium: 胎便[たいべん]. sterile:(形容詞)無菌の. perinatal:(形容詞)周産期の.

※下表は画像データとしてダウンロード可能です。

参考資料

感覚器系 — テキスト『医療通訳』の単語集を自分のものに(第13回)

テキスト『医療通訳』の『人体器官図』の15、16ページ目で取りあげられている感覚器系の各器官・部位について今回は単語集を「自分のもの」にしていきます。鼻については、4ページの呼吸器のところで「鼻腔」が取りあげられているだけですので、ここではあえてとりあげません。

個人的な印象として、「人体器官図」の中でも、皮膚の図はずいぶん大雑把な印象を受けます。「筋肉」や「脂肪、コラーゲン、線維芽細胞」などをみると、ちょっと乱暴かなとおもわざるをえません。といっても、ディテールにはいっていくのがむつかしい分野であるのは間違いないのですけれども。

オリジナルの単語集を確認

いつものように、まずはテキスト『医療通訳』の『単語集』にのっているままに日本語・英語を並べてみます。

日本語 英語
汗腺 sweat gland
筋肉 muscle
脂肪、コラーゲン、線維芽細胞 fat, collagen, fibroblast
毛幹 hair shaft
皮脂腺 sebaceous gland
表皮 epidermis
自由神経終末 free nerve ending
真皮 dermis
神経 nerve
皮下組織 subcutaneous tissue
血管 blood vessel
皮膚 skin
涙腺 lacrimal gland
強膜 sclera
脈絡膜 choroid
網膜 retina
硝子体 vitreous body
眼瞼(まぶた) eyelid
睫毛(まつげ) eyelash
虹彩 iris
中心窩 fovea centralis
瞳孔 pupil
視神経乳頭 optic disc
角膜 cornea
水晶体 lens
視神経 optic nerve
結膜 conjunctiva
毛様体 ciliary body
耳小骨 auditory ossicles
ツチ骨 malleus / hammer
キヌタ骨 incus / anvil
アブミ骨 stapes / stirrup
三半規管 semicircular canals
蝸牛 cochlea
耳介 auricle
外耳道 external ear canal
鼓膜 tympanic membrane / eardrum
鼓室 tympanic cavity
耳管 Eustachian tube
外耳 outer ear
中耳 middle ear
内耳 inner ear

日本語・一般むけ・専門用語

優先順位としては、今までとおなじく図のなかで太字表記されている部位を中心にまずはおぼえていくようにしましょう。

※「自分のもの」にするためのすすめ方については第1回を参照。

ここで”tear gland”をlay termとしましたが、むつかしいところです。専門用語・技術用語というのは、専門性の高い専門用語と、専門性の低い専門用語というものがあって、”tear gland”というのは、専門性の低い専門用語といったところでしょうか。”sweat gland”や”oil gland”など、こういったものはすくなくありません。

日本語 English(lay term) English (medicine)
汗腺[かんせん] sweat gland sudoriferous gland
筋[きん]、筋肉[きんにく] muscle
脂肪[しぼう]、脂肪組織[しぼうそしき] fat, body fat, fat tissue adipose tissue
コラーゲン[こらーげん] collagen
線維芽組織[せんいがそしき] fibroblast
毛幹[もうかん] hair shaft
皮脂腺[ひしせん] oil gland sebaceous gland
表皮[ひょうひ] epidermis
自由神経終末[じゆうしんけいしゅうまつ] free nerve ending
真皮[しんぴ] dermis
神経[しんけい] nerve
皮下組織[ひしそしき] subcutaneous tissue, hypodermis superficial fascia, subcutis
血管[けっかん] blood vessel
皮膚[ひふ] skin skin
涙腺[るいせん] tear gland lacrimal gland
強膜[きょうまく] white of the eye sclera
脈絡膜[みゃくりゃくまく] choroid
網膜[もうまく] retina
硝子体[しょうしたい] vitreous body, vitreous humor, vitreous
眼瞼[がんけん、まぶた] eyelid palpebra
睫毛[しょうもう、まつげ] lash eyelash
虹彩[こうさい] iris
中心窩[ちゅうしんか] fovea centralis, central fovea, fovea
瞳孔[どうこう] pupil
視神経乳頭[ししんけいにゅうとう]、視神経円板[ししんけいえんばん] optic disc, optic nerve head, ONH
角膜[かくまく] cornea
水晶体[すいしょうたい] lens
視神経[ししんけい] optic nerve
結膜[けつまく] conjunctiva
毛様体[もうようたい] ciliary body
耳小骨[じしょうこつ] auditory ossicle, ossicle
ツチ骨[つちこつ] malleus, hammer
キヌタ骨[きむたこつ] incus, anvil
アブミ骨[あぶみこつ] stapes, stirrup
半規管[はんきかん] semicircular canal, semicircular duct
蝸牛[かぎゅう] cochlea
耳介[じかい] auricle, pinna
外耳道[がいじどう] ear canal, external auditory canal, external auditory meatus, external ear canal, external acoustic meatus
鼓膜[こまく] tympanic membrane, eardrum
鼓室[こしつ] tympanic cavity
耳管[じかん] Eustachian tube, auditory tube
外耳[がいじ] external ear, outer ear
中耳[ちゅうじ] middle ear
内耳[ないじ] inner ear, internal ear

例文・語の構成要素・おぼえがき

Example 語の構成要素 Note
When the body becomes warm, sudoriferous glands, widely known as sweat glands, produce sweat to cool the body. cf. hidr(o)-: ギ「発汗」「汗腺」. diaphor-: ギ→ラ「発汗」. sweat glandは、専門的にも普及度が高い.
When you lift a brick into place on a wall, your muscles provide the mechanical energy that moves the brick. muscul(o)-: ラ「筋(肉)」. my(o)-: ギ「筋肉」.
Adipose tissue produces and secretes several hormones involved in lipid metabolism and storage. lip(o)-: ギ「脂肪」. adip(o)-: ラ「脂肪」「脂肪組織」「アジピン酸」.
Three main types of fibers are secreted by fibroblasts: collagen fibers, elastic fibers, and reticular fibers. collagen fiber: 膠原線維[こうげんせんい]. elastic fiber: 弾性線維[だんせいせんい]. reticular fiber: 細網線維[さいもうせんい].
The most abundant cell in connective tissue proper is the fibroblast. fibr(o)-: ラ「線維」「線維組織」「線維素」. blast(o)-: ギ「胚」「芽」. connective tissue proper: 固有結合組織[こゆうけつごうそしき].
The hair shaft is the part of the hair not anchored to the follicle, and much of this is exposed at the skin’s surface. follicle: hair follicle, 毛包.
A sebaceous gland is a type of oil gland that is found all over the body and helps to lubricate and waterproof the skin and hair.
The skin acts as a sense organ because the epidermis, dermis, and the hypodermis contain specialized sensory nerve structures that detect touch, surface temperature, and pain. ep(i)-: ギ「上」「追加」. dermat(o)-, derm(o)-, -derma: ギ「皮膚」.
The pain and temperature receptors in the dermis of the skin are examples of neurons that have free nerve endings nerv(i/o)-: ラ「神経(系)」(まれ、ほぼ neur(i/o)-が使われる). neur(i/o)-: ギ「神経(組織)」「神経系」. receptor: 受容器.
The skin is composed of two main layers: the epidermis, made of closely packed epithelial cells, and the dermis, made of dense irregular connective tissue that houses blood vessels, hair follicles, sweat glands, and other structures. dermat(o)-, derm(o)-, -derma: ギ「皮膚」. epithelial cell: 上皮細胞[じょうひさいぼう]. dense irregular connective tissue: 交織性結合組織.
Many functions of the body decline with age, and nerves do not transmit impulses with the same speed and frequency as in the past. nerv(i/o)-: ラ「神経(系)」(まれ、ほぼ neur(i/o)-が使われる). neur(i/o)-: ギ「神経(組織)」「神経系」.
In general, lymphatic vessels of the subcutaneous tissues of the skin, that is, the superficial lymphatics, follow the same routes as veins, whereas the deep lymphatic vessels of the viscera generally follow the paths of arteries. sub-: ラ「下」「下位」「以南」「副」「亜」「やや」「半」. cutane(o)-: ラ「皮膚」. superficial lymphatic (vessel): 浅リンパ管[せんりんぱかん]. deep lymphatic vessel: 深リンパ管. viscera: 内臓.
Blood vessels keep blood inside a closed circulatory system.
The skin functions as an endocrine organ in the production of the inactive form of vitamin D3 , cholecalciferol. cholecalciferol: コレカルシフェロール.
Tears are produced by the lacrimal gland, located beneath the lateral edges of the nose. lacrim(o)-: ラ「涙」. cf. dacry(o)-: ギ「涙」.
The sclera accounts for five sixths of the surface of the eye, most of which is not visible, though humans are unique compared with many other species in having so much of the “white of the eye” visible. scler(o)-: ギ「堅い」「強膜」.
The choroid is a layer of highly vascularized connective tissue that provides a blood supply to the eyeball. oid: ギ「~のような(もの)」「~状の(もの)」「~質の(もの)」. vascularized:(形容詞)血管が通った.
The retina is composed of several layers and contains specialized cells for the initial processing of visual stimuli. retin(o)-: ラ「網膜(retina)」.
The posterior cavity is filled with a more viscous fluid called the vitreous humor. vitr(o)-: ラ「ガラス(glass)」. vitre(o)-: ラ「硝子体の(vitreous body)」. viscous:(形容詞)粘性のある、粘っこい.
The eyelids, with lashes at their leading edges, help to protect the eye from abrasions by blocking particles that may land on the surface of the eye. palpebr-: ラ「まぶた」. palpebra: 医学書などでつかわれることもあるが、現在の使用はきわめてすくないともみられる. abrasion: 表皮剥脱[ひょうひはくだつ]、剥離[はくり].
The hair in the nose and ears, and around the eyes (eyelashes) defends the body by trapping and excluding dust particles that may contain allergens and microbes. allergen: 抗原[こうげん]. microbe: 微生物[びせいぶつ].
Overlaying the ciliary body, and visible in the anterior eye, is the iris—the colored part of the eye. irid(o)-: ギ「虹彩」.
At the exact center of the retina is a small area known as the fovea. At the fovea, the retina lacks the supporting cells and blood vessels, and only contains photoreceptors. Therefore, visual acuity, or the sharpness of vision, is greatest at the fovea. photoreceptor: 光受容器[ひかりじゅようき]. visual acuity: 視力.
Pupils will constrict to limit the amount of light falling on the retina under bright lighting conditions.
Why does the blind spot from the optic disc in either eye not result in a blind spot in the visual field? optic(o)-: ギ→中仏「光学と…の」「眼の」「眼[視覚]と…の」. 視細胞がなく視覚が生じないため「盲斑[もうはん]」「盲点[もうてん] 」blind spot, punctum cecumと機能面からいわれる.
The transparent cornea covers the anterior tip of the eye and allows light to enter the eye.
To keep the stimulus in focus, the eye also needs to change the shape of the lens, which is controlled through the parasympathetic fibers of the oculomotor nerve. oculomotor nerve: 動眼神経(第III脳神経)
The eyes are just inferior to the anterior-most part of the cerebrum, but the optic nerve extends back to the thalamus as the optic tract, with branches into a region of the hypothalamus. optic(o)-: ギ→中仏「光学と…の」「眼の」「眼[視覚]と…の」. 視神経: 第II脳神経 cranial nerve II/CN II
The conjunctiva extends over the white areas of the eye (the sclera), connecting the eyelids to the eyeball. conjunctiv(o)-: ラ「結膜」.
The choroid is posterior to the ciliary body, a muscular structure that is attached to the lens by suspensory ligaments, or zonule fibers. cili(i/o)-: ラ「毛様体」「睫毛(cilia)」「繊毛」. suspensory ligament: 提靱帯、提索; 部位によって名前が異なる; 目では毛様体小帯. zonule fiber: 小帯線維.
Conductive hearing relies on vibrations being conducted through the ossicles of the middle ear. ossi- ラ「骨」. 耳小骨にはツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨があるが、耳小骨ということばをつかうときはこの3つすべてを指すことがおおいため通例複数形であらわされる。Conductive hearing: 伝音.
The malleus is attached to the tympanic membrane and articulates with the incus.
The incus, in turn, articulates with the stapes.
The stapes is then attached to the inner ear, where the sound waves will be transduced into a neural signal. transduce:(他動) 変換する.
If the head rotates in one direction—for example, to the right—the horizontal pair of semicircular canals in the inner ear indicate the movement by increased activity on the right and decreased activity on the left. semi-: ラ「半ば…」「幾分…」「やや…」. 三半規管とは3つの半規管ということ(three semicircular canals).
The inner ear contains the cochlea and vestibule, which are responsible for audition and equilibrium, respectively. vestibule: 前庭. audition: 聴覚. equilibrium: 平衡.
The large, fleshy structure on the lateral aspect of the head is known as the auricle. aur(i)-: ラ「耳」. c.f. ot(o)-: ギ「耳」. pinnaは動物についてつかわれることがおおいとの見方がある.
The C-shaped curves of the auricle direct sound waves toward the auditory canal. いわゆる「耳の穴」.
At the end of the auditory canal is the tympanic membrane, or ear drum, which vibrates after it is struck by sound waves. tympan(o)-: ギ「鼓室」「鼓膜」.
The tympanic cavity is a small hollow space surrounding the three ossicles, the malleus, incus, and stapes, of the middle ear. tympan(o)-: ギ「鼓室」「鼓膜」.
The middle ear is connected to the pharynx through the Eustachian tube, which helps equilibrate air pressure across the tympanic membrane. equilibrate: (動詞)平衡をとる.
The external ear contains the auricle, ear canal, and tympanic membrane. extra-, extro-, extr-, exter-: ラ「外の」「範囲外の」「外へ」. 外耳には、鼓膜をふくむ分類とふくまないものがある.
The middle ear consists of a space spanned by three small bones called the ossicles. span:(動詞)懸かる.
Problems with balance, such as vertigo, and deficits in hearing may both point to problems with the inner ear. inter-: ラ「中」「間」「相互」「以内」. deficit: 欠損.

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参考資料